高配当株投資のジレンマ


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今週の火曜日頃をピークとして保有株の株価が減少傾向となっています。9月初めに菅総理が退陣を表明以降株価が上昇し続けていましたが、さすがに一旦調整となったのでしょうか。あまり想定はしていませんが、ここからまた下げ相場が始まる可能性も全くないとは言えません。私はFIREを意識して高配当株中心に投資していますが、このような場合はなかなか対応に苦慮するところです。今回もただじっとしていました。ただし、グロース系の株は少し難平で押し目買いをしてしましました。

 

取得価格が低い高配当株はガチホ継続

昨年に値を大きく下げた高配当株をいくつか購入しましたが、現在の株価はそこそこ上昇しており、そう簡単に取得価格までは下落する可能性はかなり低いと思っています。このような高配当株はガチホ一択です。

 

取得価格と現在価格で差がない高配当株はリバランスすべきか?

高配当株でも取得した価格と現在の株価の間でそんなに差がない場合がなかなか悩ましいです。少し含み益があったとしても年に数回あるような少し大きめの暴落があればすぐに含み損になる可能性があるものです。長期投資目線ですので、含み益になったり含み損となったり交互になったとしても、例えば10年もの期間で保有していれば、その間に得られる配当の総額を考慮すればトータルで損をすることはありません。そういう意味ではガチホももちろん選択肢の一つです。
一方で例えば数百株保有している高配当株であれば(高配当株はあまり値動きは激しくないのですが)、例えば10%程度含み益がある状態で一部を売却し、また株価が下落した場合に再度購入する、あるいは別の底値圏にある高配当株を購入するなどのリバランスをすることも手かもしれません。今回は日本市場が2週間上昇し続けたので、一旦調整することがそこそこ確実性があったことを考えると、挑戦する価値はあったかもしれません。もちろんそんなにうまいタイミングでリバランスできるとは限らないので、結局は何もせずにほったらかしの方が良かったとならないようにタイミングなど慎重に対応することが肝要でしょう。
底値圏で買った高配当株が10%以上の含み益になったとしてもまた取得価格まで再度下落する局面はあるものです。そのようなときは損はしていないけど何だかなー、という気分になるものです。ピーク時点で売却してまた下がったときに購入する、いわゆる回転というものですが、それができればいいのですが、一方でまた取得価格まで下落する保証は何もなく、手放してしまったことを後悔することもあるかもしれません。
私は結局は今まではほったらかしだけだったのですが、確実性がありそうだと思った場合は今後はリバランスにも挑戦してみようかと考えています。