毎月配当金を目指す意味?


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株の配当や株主優待の9月権利確定日の季節になってきました。実際に受け取れるのは多くが12月になるので、これからは入金されるまでが待ち遠しくなります。今年はかなり高配当株を買い集めたので、冬ボーナスが追加で0.5回分相当もらえるのではないかとワクワクしています。
ところでブログやYoutubeなどでたまに毎月配当収入を得るためのポートフォリオみたいな記事や動画がありますが、個人的にはなかなか理解できないものです。


合理的でない

そのような毎月配当ポートフォリオに興味のある方は、おそらく毎月配当収入が一定でこれだけあればその分毎月遊興費に使える、とか生活費の足しに、とかの考えかと思います。
しかし、多くの方がご存じのように中間・期末配当などの権利確定日が集中するのは3月、9月で、次は6月、12月が多いと思います。その間の5月とか7月などはおそらくかなり少なくなると思います
もちろん長期で安定した高配当株がその間の月にもあればもちろん問題がありませんが、やはりそのような優れた高配当株は通常の3、6,9,12月の権利確定月の株に多くあります。あえて中途半端な配当株に手をださなくとも、優れた高配当株に集中投資した方が、金額的にもお得で投資効果も高いのではないかと思います。

支出管理をコントロールするだけでよいのでは

もちろん毎月配当が入金されるとそれはそれでうれしいものです。しかし少なくとも権利確定月の3か月後の3,6,9,12月には配当金が入金されるので、入金の楽しみを3か月に1回の頻度に落とすだけで、まとめて入った配当金は計画立てて毎月支出していけばいいだけではないでしょうか?
「宵越しの銭は持たねぇ」というポリシーで余った金は使ってしまえ、という方であれば理解できなくもないですが、もし仮に私も配当金は毎月一定出費して使う場合は、なるべく1年計画的に使用できるように心がけてやりくりすると思います。


ちなみに私の配当金の使い道はほとんどは複利効果を狙った再投資です。一部は何らかの出費に使うこともありますが、生活費から出費するとか配当金の方から出費する、という概念はありません。クレジットカードの引き落とし口座にきちんと残高を残してあとは給料と配当は証券口座に入金してしまいます。