高配当株投資は少しお休み?


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菅総理が辞任表明をした瞬間から日本株が好調となっています。市場は忖度がないので総理が社会経済の足枷になっていたと判断していたのでしょう。私の保有株も上昇して含み益が増えてきました。ただ、高配当株中心に投資している身からすると、このような状態ではなかなかこれ以上買いに向かいにくい状況ともなっています。

 

配当利回りが低下中

株価上昇とともに配当利回りは低下します。長期目線であれば、まだまだ買える銘柄もあるかと思います。本日9月8日時点で配当5%以上として個人的に買えなくもない株としてはJTソフトバンク(携帯会社の方)、INPEX、三井住友FGあたりでしょうか。というか私はこれらの株はもう少し安い平均取得単価ですでに買っております。現時点でも買えなくはないかと思いますが、長期的には含み損となる時期もそこそこあるかもしれません。私はあまり含み損状態になりたくないため、積極的には買おうとは思いませんが、もしまだ保有していない場合は100株など打診買いレベルでは買えなくもないといったところでしょうか。いくつかの株は9月末の中間配当権利などの関係もあり、9月中旬に向けてもう少し株価上昇する可能性もあるかもしれませんが、権利落ち日以降は含み損状態となる可能性も十分にあると思います。
昨年はコロナで大暴落したため、高配当株の利回りも6~7%代みたいなバーゲンセールがいくつかありました。私は少しづつポジションを増やしていったため、そこそこ含み益が増えている状態ですが、結果論としてはもっと一気に購入した方が正解でした。ただ、昨年はグロース株は強かったのですが、バリュー株はダラダラジリ下げしていたものも多く、あの状況ではなかなか一気買いは怖いと感じており、少しづつ購入していました。現在の株価では高配当株もコロナ前とも比べてお得感はなくなってきたように思います。

 

平均取得価格を上げたくない・・・

第2次安倍内閣発足からアベノミクスにより大相場が始まりましたが、もしかしたら今はその時のような大相場の入り口なのかもしれません。しかしながら総裁選はまだ流動的なため株式市場もどうなるか見極めることができません。もし大相場となりそうでしたら高配当株を買い増しするのもあるかと思いますが、性格上、平均取得単価を上げたくないというわけのわからない判断が動いてしまいます。ばからしい話かと思いますが、「含み損はもういやだ」と考えてしまうのですね。昨年買い集めた高配当株のいくつかはよほどのことがない限り含み損にはならないかと考えていますが、下手に今のタイミングで買い増しをしてしまえば取得価格が高くなり、短中期な下げ相場では含み損となる可能性もあると思います。

 

キャピタルゲイン狙い

このような状況では、インカムゲイン目当ての高配当株売買はいったんお休み・保有株はほったらかしにして、買うとすればまだ底値圏にありそうなグロース株を打診買いするなど、キャピタルゲイン狙いにするのが手かもと考えています。うまくキャピタルゲインが得られれば、再度押し目が来たら高配当株を買う、というのがよさそうな気がします。
問題はキャピタルゲインが得られそうな株を見つけられるかどうかという点ですね。それがすぐにわかればだれも苦労しませんね。