株式の分散投資


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投資信託を除くと、私が保有している株は現在約40銘柄にもなってしまっています。高配当株の長期投資をメインとしているため元々銘柄を分散しようとは考えていましたが、少し多すぎのような気もしています。自省も込めて現状分析してみます。

 

保有株の構成

保有株のうち、グロース株に当てはまりそうな株は金額ベースで1割以下でしょうか。Zホールディングスの扱いが悩みましたがバリュー株ではなさそうなのでグロース株扱いにしたとしてもやはり1割トントンといったところでしょうか。残り9割は高配当株・バリュー株になるかと思います。
セクター別ですが、まず電力(旧電力系)が多すぎるかもしれません。4社も保有しています。欲が出てしまい安いと思って買った東電も持っていますが、さらに株価が下がってしまい、現在15%程度の含み損です。他は今のところ少し含み益があり、配当も取得価格ベースで4%後半~5%台でまずまずです。株価的にはレノバなど新電力の方が好調ですね。さすがに現在の株価は高すぎと感じて全く手が出ませんが。旧電力系の高配当利回りを魅力と感じているので(東電除く)、これらは今後も長期で保有するつもりです。
次に銀行株も保有割合が偏ってしまっているかもしれません。メガバン2つにスルガ銀行セブン銀行などを保有しています。セブン銀行は株数も少ないのでそのうち手放すかもしれませんが、残りはガチホするつもりです。
業種別の偏りはあまりないですが、他に保有株数が多いものとしてはJTソフトバンク(9434)、エネオス、野村HDなどを保有しています。ありがたいことに現状は全て含み益状態でこれらもしばらくガチホです。
優待目立ての飲食系、いづれも100株単位ですが、これらが保有銘柄が多くなっててしまう要因ですね。
持っていないセクターで買っておけばよかったと後悔しているのは商社系株ですね。昨年は一時期持っていたのですがたいした利益が出てないうちに売ってしまいました。保険・損保系も1社だけ100株しか保有していないのがバランス悪いですね。

 

分散投資の効果

集中投資すればリターンも多くなる可能性がありますが、何らかの要因で暴落した場合は現物だけでもかなりのダメージを受ける場合があります。私はやはりリスクを低減させようとして銘柄を多くして分散させています。上記のように商社や保険系などがほとんど保有していないなど、セクターのバランスが悪いのは反省点です。
種類が多いとあるセクターが軟調でも違うセクターで好調なものもあり、なかなかバランスが取れているなーと感じることも多いです。最近の株価上昇局面で、旧電力系は今一つ波に乗れてなかったのですが、9月8日に河野氏原発容認発言をしたことを受けて、翌日は日経が弱いなかで旧電力系が好調で資産額としては変化はほぼありませんでした。

 

戦略を考える必要があるかも

実のところ、押し目、値ごろ感で株を買っているため、あまり戦略的な考えなしで銘柄が増えてしまっています。最近の地合いで全体としてはまあまあ含み益は増えているのですが、高配当株もどのタイミングで利確するか、セクター間のバランスをどうするか、暴落への備えなどを今後は考えた方が良いのかもしれません。また、リスクを抑制するとはいえ、グロース系の株が1割しかないのはもう少し割合を多くすべきか悩みますね。もっといろいろと情報を得て、自分なりの分散投資を極めていきたいと思います。