個人投資家が悲鳴

日経平均株価は今日も続落し、終値は昨日比約620円安の27,822円となりました。ザラ場では900円安まで行きました。私の保有株は引き続きグロース系株の含み損がさらに拡大しておんぎゃああああああああああああああ状態ですが、資源・メガバン・電力系が踏んばって、総評価額は昨日とほぼ変わらずでした。

さすがにそろそろ底打ちして欲しいですが、中国、アメリカの外的要因の不安定さからまだまだ下げる可能性も十分にありそうです。
一方で、報道でも岸田政権の金融所得課税の懸念が株価に影響していることについて触れています。

 

ヤフコメでは岸田政権に対して批判の嵐

Yahooファイナンスの日経平均株価の掲示板では、多くの個人投資家から岸田政権へのボロクソな批判が出ています。
選挙では自民党に入れない、と意見している人もいますが、野党に投票して仮に政権交代したとしても課税強化は変わらないと思いますが（笑）。中にはまともそうなコメントで、経済成長しなければ意味がないという意見があり、これは同意です。

 

課税強化は累進課税で

 

格差が大きくなりすぎると社会が不安定化するので、是正の方向性は理解できます。ただし、資産家にただ課税強化したとしても税収増加としては限界があり（思ったより効果は小さそう）、肝心の中間層を増やすためには経済成長して経済のパイを拡大しないと難しいのではないかと思います。

 

また、前にも書きましたが、金融所得への一律の課税強化は愚策だと思いますので、ぜひ累進課税とすること、また中間層を増やすという観点から、20％の税率を引き上げるのは1000万円程度以上のキャピタルゲインに対してなどとして欲しいものです。

 

課税強化したとしても結局個人投資家は株をやる

課税強化がどのような形になるにせよ、岸田政権による方針が伝えられただけでも株式市場が下落しているので、実際に決定、あるいは課税強化の運用がはじまった場合も市場が軟調になることは想像に難くありませんが、結局は一時的な動きになるのではないかと思っています。

例えば仮想通貨は雑所得扱いで、利益に対しては累進的に最大55％課税となりますが、それでもやっている人はやっています。結局短期的に手っ取り早く億り人になりたい、とか考える場合は仮想通貨なり信用取引でグロース株取引をやるしかありませんので、個人投資家は株をやり続けると思います。

ヤフコメのボロクソなコメントは結局のところゴネてるだけということになるかと思います。