生き残ること(大げさ?)


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今日も日経平均株価は下落しました。昨年のコロナで暴落した後の再上昇相場と比較すると今年の相場はかなり難しいと思います。私の保有銘柄のうち、電力や資源、鉄道関係は少し上がっていましたが、グロース系がだいぶ下がってしまい、含み損も大きくなってきました。保有銘柄の総評価額は先週金曜から見れば下落はしていますが以外と踏ん張った感じです。が、グロース株の含み損が大きくなってきたためなかなかメンタルにはしんどくなりつつあります。


下落要因としては相変わらず中国の影響が大きいのかと思いますが、一部は岸田政権への懸念も報じられているようです。
よく報道で市場は~のように見ている、のような記事がありますが、勝手に理由付けしているだけであり、もちろん影響がないとは言いませんがこのようなやや不安定な相場で誰かが売り仕掛けているだけのような気もします。

 

大衆は気まぐれ

菅内閣が総辞職しましたが、Yahooニュースの記事に対してヤフコメなどはお疲れ様でした菅総理は頑張っていた、などのコメントが多くて「はぁ?!って思ってしまいました。オリンピック前のコロナの感染拡大時は、国民に自粛だけ求めて五輪だけは何が何でもやるという姿勢に対してヤフコメでは罵詈雑言の嵐だったかと覚えています。実際に自分も菅政権に対しては否定的でした。


この前の総裁選でも河野氏が国民に人気となっていましたが、個人的には首相が河野氏になったら規制改革と称して実際には無謀な再エネ偏重、消費税増税など国民生活は苦しくなる政策が行われる可能性が高くなったのではないかと思っています。

 

実現性は未知数ですが、中間層を増やすと言及している岸田氏には河野氏よりは希望が持てるのではないかと思っています。ただ、当面は消費増税は否定的のようですが、財政規律派なのは懸念点です。


もちろん岸田氏と河野氏のどちらがより良い政策をするのか、どちらが正解なのかは仮定の話で誰にも分かりませんが、ここで言いたいことは大衆の意見が常に正しいわけではないということです。


オリンピックも開催前は開催中止の世論が高かったですが、実際にオリンピックが始まると、菅政権の予測通りに世論はコロナ感染拡大中であるにも関わらず、オリンピックを開催してよかった、という雰囲気になっていきました。

自らは生き残ること

今月末予定の衆議院選挙は今のところ与党で過半数を割ることはないと見られていますが、新閣僚のスキャンダル報道などがあれば支持率低下によって危うくなることもあるかと思います。逆に野党が自滅する可能性もあるかもしれません。

 

個人投資家にとっては選挙結果によってはかなりのリターンあるいはダメージがありそうですが、大衆のふわっとした雰囲気にのまれずにどちらの結果になったとしても生き残れるように私個人は注意していきたいと思います。

 

かといって、実際に上手いタイミングで買ったり売ったりすることは自分自身出来ないと思っていますが、信用取引をせずに現物株のみやっていることが最大の生き残る術と考えています。