高配当株投資のジレンマ


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今日の相場は寄りでは暴落気味に始まりましたが、途中から少し戻して結局日経平均は昨日比100円安くらいでした
保有株も評価額が昨日より少し減ってしまいました。
アメリカの利上げやウクライナ情勢で不安定な相場が続きます。


このところよくポジションを減らして現金比率を高くした、といった話がYoutubetwitterなんかで多くなってきました。
このような不安定な相場で、今後アメリカ利上げで株価が暴落するような予測がなされているからだと思います。下げ切った後に戻し始めてから再度買うというのは理屈ではわかります。


一方で私は高配当株を多く保有しているので、利益を確定して下げたらまた買い戻すという行為はこれもまたリスクがあるような気がします。
利益確定してしまいましたら税金が取られてしまいますし、買い戻す場合も必ずしも以前の取得単価と同じ値段で買える保証もありません。
含み益があまり大きくない銘柄であればうまく回転させることも可能かもしれませんが、コロナ暴落時の安値まで株価が下落するとは考えにくい銘柄もあります。


これがグロース株中心でキャピタルゲイン狙いであれば、配当も無かったりあるいは配当率も低いのでポジション整理も躊躇する必要もありませんが、FIREを狙って配当金収入を多くしたい人にとってはそう簡単にポジション整理は出来にくいと思います。


また、インフレになるから株価が下がる、と言われていますが、長期で見れば現金よりは株で保有していた方がインフレリスクには強いのではないかと思います。


今日時点での現金比率を確かめたところ27%でした。コロナ前は80%はあったと思いますので、この2年間で随分買い集めたものだと思います。
なお、ここでは現金に含めているものとしては定期預金、国債もあります。国債は違うという意見もあるかもしれませんが、購入してから1年以上経過しており、証券会社に売却希望の電話をすれば3営業日?くらいでちゃんと現金になります。


絶対額でいえば今現在の現金(定期預金、国債含む)だけでも、今の物価水準が続くと仮定すれば、貧乏節約生活を10年近くすることは可能そうです。
しかし海外の物価高が明らかに今後は日本にも波及してきそうな気がしますので、長期でみれば株や投資信託の割合(73%)も問題ない水準になるような気もします。


最近の不安定さから現金比率を増やすという行為は理解できますが、高配当株中心に投資している自分は一時的な(と願いたい)暴落は想定して、流されないで保有し続ける法が良いのではないかと考えています。


定期預金が満期になったけど

ちなみにこのタイミングで定期預金が満期になります。300万円預けていましたが、1年で4800円の利息がもらえました。

仮に1年前に定期にせずに三菱UFJ株を550円(2021年2月19日の株価)で5400株購入していれば、今日の株価で92万円の含み益と12万円近くの配当金が得られたことになります。
もちろんその時はこれだけ株価が上昇することなどはわからないですし、パラレルワールドでは暴落していていて含み損に苦しんでいることもあったかもしれません。
(私は三菱UFJ株は保有していますが、株数はもうちょっと少ないですが、取得単価はもう少し安いです)


ふーむ。この満期になったお金はどうしようかな。