今日の相場も荒れ模様でした。総評価額はまた少し減りました。このところ以外とそこまで下げ幅が大きくないな、と思ってしまいますが、さすがに何日も下落していると評価額の減少額がそれなりに大きくなってきました。
さて、標題の総理の国会での答弁がSNSなどでも大変話題になっています。
私は格差是正という面では一定の理解をしていますが、今回の発言などはさすがに見当はずれという感じがします。
投資しなければ企業も成長できませんし、リターンに魅力がなければだれも企業に投資しなくなります。
株主還元を制限しようとすると、高配当バリュー株への投資は減り、グロース株に投資が集中するようになってしまうかもしれません。
結果として短期投資が多くなってよりマネーゲームの様相になるかもしれません。
また、質問をした前原議員が配当で富が海外に流出する、と言っているようですが、そもそも日本が財政破綻する～と言われ続けてその兆候がないのは、日本が海外に投資しているおかげで経常収支を得て、対外純資産も世界トップなためではないかと考えています。
まあ、まだまだ株をやらない日本人からすれば株をやっている人間はけしからん、ということになり、そういう方もまだまだ一定数いるためにある程度の支持率があるのかなと思います。
これまでもどこかで書きましたが、まずは成長しなければ分配もできませんよ、ということを言いたいです。
株主還元、あるいは譲渡益について全く制限をするなとは言いませんが、投資意欲が減退すればそれで税収も減りますし、富裕層、富を求めている中間層が相対的に資産が減って、社会全体としても不景気となり国民が苦しむことになります。
格差是正についてはこれといったアイデアは無いのですが、とりあえず経済成長させれば税収も増えますし、少なくとももっと経済成長させることについて力を入れる、発言を繰り返すべきだとは思います。
