強い理由があったわけではありませんが、先月、思い立って京都旅行を予約していたので行ってきました。
昨年京都市にふるさと納税をして、京都旅行に使えるJTBのクーポンを入手していました。
ホテル代が高くなっていますが、紅葉の時期ではなく冬は完全にシーズンオフなので、ホテル代もそこそこ手頃なことが理由と言えば理由です。
JTBの新幹線(東京ー京都)プラス宿泊の旅行パック、2泊3日で38,000円でした。2泊とも朝食バイキング混みなので結構安いと思います。
ふるさと納税でゲットしたクーポン3万円分利用して実費支払いは8千円です。そのほかに現地での食事や拝観料などで追加で8千円くらいかかりましたが、安く旅行できたのでなかなか良いと思います。
今回の旅行では稲荷伏見大社、八坂神社、桂離宮、廬山寺、霊山歴史館にお参りや見学をしました。八坂神社以外は初めてです。
稲荷伏見大社
宿泊したホテルに近かったこともあり、参拝し、稲荷山の頂上の方まで登りました。
とにかく外国人観光客などメチャクチャ混雑していて参りました・・・
千本鳥居など見所もありますが、初詣に行くことはあってもリピートするほどでもないですかねえ。
神楽をやっていましたが笛の人が下手くそに聞こえたんですがあんなもんなんでしょうか。
桂離宮
15年くらい前に修学院離宮、仙洞御所は見学してたのですが、桂離宮は申し込みしても外れていたので、今回初めて見学できました。
シーズンオフのため、宮内庁の専用申し込みページで申し込みましたが簡単に抽選で当たりました。当日も当日券で余裕で見学できる状態でした。
拝観料1,000円はsuicaで支払いが可能でした。宮内庁もなかなか有能ですな。
宮内庁の職員の方が1時間ほどガイドしてくれましたので、ただ単に見るだけではなくいろいろと意図された建物や庭園であることが知れてよかったです。
もともとは池に映る月を眺めるようにしているとのことで、実際に見てみたいですねえ。
10月に月を見るイベントがあるそうなんですが64名の定員に対して5000通もの応募があったとか。これはなかなか難しそう。
建物の飾りや敷石の配置など、あえて均一にせずに少しずつ異なるようにする美学を意図しているなど説明いただきましたが感嘆することしきりです。
ただ、当然ですがシーズンオフで葉っぱが枯れているので、紅葉の時期、あるいは桜や新緑の時期に来ればもっと美しいんだろうなあと思います。
桂離宮はまたリベンジしたいですね。
廬山寺
紫式部ゆかりの寺ということで、別に大河ドラマは見ていませんが、ちょうど特別公開のイベントをやっていたので廬山寺(ろさんじ)に行きました。
特別公開は仏像ですが、そのほかにも源氏物語や紫式部日記の絵巻などが展示されていました。
こちらもお寺の職員さんが説明をしてくれたので、より一層興味深く見学できました。
正直なところ廬山寺は今回いくまで知らなかったのですが、なかなか歴史があるようで、天台宗の寺院ですが、信長の延暦寺焼き討ちの際は当時の正親町天皇が勅使をだして焼き討ちを免れたとか。
江戸時代の絵巻ものは、昔読んだ漫画「あさきゆめみし」のおかげで、絵合については、ああ、梅坪女御と弘徽殿女御の対決ね、とより一層楽しめました。
霊山歴史館
幕末中心の歴史館で、幕末の事件や志士などの解説などが中心。
企画展で坂本龍馬関係をやっていました。
龍馬を暗殺した際の刀、桂早之助という人と歴史館では説明していましたが、あるいは新選組の人の刀なども展示されていました。
刀は一見の価値がありますが、展示ものはちょっと微妙という気も。
別の興味深い企画展があればもう一度いくこともあるかもしれません。
まあ京都は観光資源が本当に豊富ですね。
今回ついに桂離宮にいくことができたのは良かったです。
激混みなんでしょうが、紅葉の時期もまたチャレンジしてみたいものです。
宝筐院の紅葉は見たことがありますが、常寂光寺の紅葉はまだ見たことがないので、これはぜひとも実現したいところです。